はり灸治療と糖尿病網膜症

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糖尿病網膜症の患者さんが時々いらっしゃいます。

糖尿病網膜症は進行の程度によって三段階に分かれます。

この方の状態は現在進んでいて三段階目の「増殖糖尿病網膜症」になってしまっているようです。
高血糖になると血管をもろくしてしまうので合併症として網膜の血管損傷、そこから網膜剥離などを起こしていくというものです。

以前から眼科に通院していた方ですが、なかなか血糖のコントロールは難しいようです。

網膜の血管損傷で出血がある時は目の奥が痛いようです。肩こりや背中・腰の張りが強く、当院では頭・首肩・背中・腰の他、全身調整でお腹や足などを使ってはり灸治療をしていきます。

今回は、施療後に目の奥の痛みが無くなったので、ひとまずはホッとしたようですが、今の段階では手術を避ける事は難しいようです。
でも、鍼灸で血糖や血圧コをントロールするのに大きな手助けになる事はこれまでいろいろ感じて来ています。

糖尿病網膜症の場合、早い段階での生活習慣やはり灸治療を取り入れる事は、かなりの不安を取り除けるはずです。
皆さんも、鍼灸治療に興味持ってくださいね。

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