乳児からできる小児鍼(しょうにしん)

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小児のはり・・乳児、幼児から子供まで安心して受けられる、痛くなくて気持ちの良い鍼です。

子育てをしていれば、子供の体調や様子に振り回されることもしばしば。「疳の虫」「かんの虫」と言う言葉もありますが、小児鍼はとっても効果的ですよ。

小児鍼(しょうにしん)ってなに?

小児鍼とは・・・通常の鍼と違って体に鍼を刺さずに、皮膚に専用の鍼を使って接触させて行う気持ちの良い鍼治療です。

どんな症状に効果があるの?(適応症状) 

☆ まず第一に「疳の虫」「かんの虫」の症状です。・・・夜泣き、キーキー声を出してかんしゃくを起こす。人に噛み付く、自分の頭をぶつける、食欲不振、便秘、下痢、ひきつけ、不眠などです。生後数か月の乳児の便秘・下痢、ぐずり・寝つきの悪さにも効果的ですよ。
☆ 夜尿症、不眠、チック症、吃音(どもり)など。
☆ 扁桃腺炎、腹痛などを起こしやすい、など。

小児鍼って、体にどんな作用があるの?

皮膚に接触させて行う気持ちの良い鍼をする事によって、気・血を整え本来備わっている元気を引き出す事で体の働きが改善されます。

現代医学的には、鍼治療は神経系に作用します。なので、お腹の働きや、脳の働き、血液の流れや、リンパの流れ、痛いとか、かゆいという事などなどを、鍼をお手伝い役として自律神経や感覚神経などに働きかける事で、自然治癒力を高められるのです。

もう一つ、子供たちの体は生命力がとても強いです。ですので、弱い鍼の刺激量でも非常に高い効果が現われます。体が大人よりも小さくて、自然治癒力が大人以上に高まるのであれば、効果が大きいのも当然といえるかもしれません。

小児鍼をさせたいけど、どの位のペースで通うのがいいのかな?

 初めて治療する場合は2、3回~10回位の間で、できるだけ続けて来院される事をおすすめします。(症状が軽いのか重いのかによって違いがある為です。)

 生後半年ほどの赤ちゃんは2、3回の後は1日おきなど様子を見ていきます。

「疳の虫」(かんのむし)のような習慣性の症状のものは、しばらくすると再発してきますので改善の度合いをみながら治療回数を決めて毎月行うといいです。

 予防目的や発育促進目的であれば、週1回程度か、毎月数回続ける事がベストですが、ご都合に合わせて回数や来院パターンは自由に決めて構いません。 

小児鍼・・施術料金はいくらかな?

初回・・・1,500円(税込) 2回目以降・・・1,000円(税込)

※小児鍼での最後の施術から6ヵ月経過した場合には、初回扱いとさせて頂きます。